┃完成までの流れ

フィギュア緑
3Dプリンターでのフィギュアや模型の制作には、まず、元となるデータが必要となります。


ステップ①3Dデータ作成

3Dデータの作成には、いくつかの方法があります。

1、3Dスキャナを使った撮影。

用途:人物、小物のフィギュア

スキャナ

専用のスキャナを使用し全体をスキャニングし、その後、データを修正いたします。

メリット

最短一日でのデータ制作が可能です。また、修正次第では、再現性が高くリアルなデータが完成します。

デメリット

撮影時間が15分~30分ほどかかります。その間同じポーズを保たなければならず、小さいお子様やペットなどの撮影には不向きです。

また、撮影時に反射するもの等、撮影しきれない箇所については再現できないことがあります。

 

2、写真を使った作成。

用途:人物、ペット等のフィギュア

名称未設定-2

 

造形対象の前後左右の写真を元に専用ソフトで一からデータを制作していきます。データには画像をそのまま貼り付けてリアリティを出します。

メリット

ご希望により、若干の修正が可能です。また3Dスキャナに比べ写真で可視できるものについては再現が可能です。

※造形サイズにより再現に限度があります。

デメリット

3Dスキャナに比べ、一から制作するため時間がかかります。

写真をそのまま使用するため解像度の低い画像はそのまま造形に反映されます。また、四面のポーズが変わったりする場合には再現できない箇所がでてきます。

 

3、図面を使った作成。

用途:模型等

zumen

住宅や、車、工業製品のように図面があるものについては寸法のわかる図面にて制作いたします。

また、カラーでの造形の場合は、データ完成後打ち合わせをさせていただきます。

メリット

寸法が明確なため、図面に忠実に再現できます。また、大きなものについては縮尺の指定が可能です。(例:1/50、1/100等)

デメリット

図面で指定されているもの以外の造形が困難です。

例えば、車の車内の再現等、造形指定できる資料により造形可能かどうかを判断しなくてはいけなくなります。(雑誌の写真等での指定は再現が困難となります)

また、縮尺により、厚みがなく造形ができない場合もあります。面の厚みは2mm~3mm必要となります。

 


ステップ②3Dプリンターによる造形

造形は用途により3Dプリンターが異なり、それに伴い素材もことなります。

フルカラープリントの場合

粉末石膏造形装置による造形となります。

IMG_3114[1]

石膏の粉末を数ミクロン単位で積み上げて造形していきます。

IMG_3136[1]

造形後、粉末の中から取り出し作業をいたします。

造形後すぐは、まだ硬化していないため、慎重な作業となります。

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取り出し後、こびりついた粉末を風圧で取り払います。

風圧が強いため、慎重に行います。

ペット(犬)フィギュア

 

最後に溶液処理後、乾燥して完成です。

 

プラスチック(ABS)樹脂の場合

溶解積層法による造形となります。※基本的に単色での造形となります。

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サイズにより機種が異なりますが、熱で溶かした樹脂を下から積み上げていく熱溶解積層法という造形方法で造形していきます。

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造形後、サポート材を除去して完成となります。

造形には石膏タイプに比べ時間がかかり、サイズにより40時間以上かかる場合もあります。